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** 誤解と誤算のその後 **
※本編「誤解と誤算」の後日談です。
♡♡♡ 晃・side ♡♡♡
ケンカして、遊が投げ捨てた
店長からもらった例のあの茶色の紙袋。
それを拾ってくれたのは
今回、お世話になった あの保険医で。
───なんでか
俺たちの持ち物だって バレてて
仕方なく受け取って、帰ってきた・・・
けど、3階から投げた訳だから
残念ながら、ローターは壊れてしまっていた。
『てかさ。』
『んー?』
大学から帰ってから、ソファーで寛ぐ俺たち。
遊はというと・・・俺の膝を枕にして寛いでいる。
猫だったらゴロゴロ言ってそうな感じ?
甘えちゃって、もー♡可愛い♡♡
甘えんぼ にゃんこ の遊は
白猫になってなくても破壊的な 可愛さ♡だよな♪
『なぁに~?晃くん。』
遊が顔をこっちに向けて聞いてくる。
あ、遊に見惚れて、忘れてた。
『えーと、この玩具たち、どうする?』
『んー?どうするって?』
『いや・・・もう壊れて使えないから・・・。
つーか、捨てるにしてもさ・・・
もし、誰かに見られたら恥ずかしいし・・・
分別?も面倒そうだし・・・どうしよっかなーと、』
『あー、うん。そだねー。』
それだけ言って、
また俺の太ももに顔を擦りつける遊。
それはもう
とろけるような、幸せそうな笑顔で。
あああっ/////!可愛いっ/////!
ていうか
聞いてないな、これ。
ま、いいか。
とりあえず、アレは
また クローゼットにしまっておこう。
あの紙袋を見るたびに、
きっと、今回のことを思い出すだろう。
少しの胸の痛みと・・・
溢れるくらいの愛しさを。
2人が いつか 年老いて
おじいちゃんになった時、
思い出して笑えるように
これからも ずっとずっと
遊と歩いていく。
ずっと、一緒に。
♡ ♡ ♡ お わ り ♡ ♡ ♡
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