2 / 120

第2話

数時間前 今日は部長の送迎会。この度定年退職を迎えた部長は皆に愛された人だった この人に世話になった人は少なくない。 だからかなりの大所帯の送迎会だったってことはしっかり覚えてる。 俺は酒に滅法弱いからソフトドリンクをちびちびと飲んでいたはずだけれど… 途中から記憶がない。 部長に盛大な告白をしたのはなんとなく…断片的だが覚えてるけど 「ぶちょー!!だぁいすきでしたぁ!さびしいぃ」 「白木くん。ありがとう。君はとても優秀で助かった。何度助けられたかわからないよ」 「ちーがーいーまーすー!!おれはぁ!あなたが好きなんです」 結局笑って流された渾身の告白は俺の意識と共に消え失せた。 はずだったのだけど… 「いやぁ!まさかお前が俺たちにすがってくるとは思わなかったわぁ」 「どういうこと?」 「部長にフラれた!慰めてって店出たあとお前俺に抱きついてきてね。俺はねぇお前のこと出会った頃から狙ってたからそれはそれはもう美味しくいただいたよ」 「へ?…えぇ!!」 通りで腰が痛いはずだ… 「俺がお前お持ち帰りしてたらお前久米の腕まで掴んで久米くんもおいでよぉ!!って甘ったるーい声で誘ったんだ。俺と同様お前狙ってた久米が俺も良いんですか?なんて一応断りいれてたけど俺の咥えてくれるならいいのぉ!ついでにお前料理うまいだろぉ?つくってよぉ!朝ごはん!ねぇ?お・ね・が・い!なんて言ってたぞぉ。それはもう可愛かった。そんで極め付きはぁ…三人で仲良ししよ!!だって! まぁ。俺も久米もお前のことそういった目で見てたからすんなりね。お前の体かなぁり美味だったわ」 信じられない…これまで必死に隠してきた俺の秘密を自ら… 「意外だったよ。温厚で誠実なお前がまさかゲイとはな」 「…」 「モテたのに彼女いたことないのはそういうことだったんだな。お前ノンケだと思ってたからさぁ俺他の男とか女で必死で我慢してたのに」 剣聖先輩は実はかなり遊び人。男も女も取っ替え引っ替えしてる。 「いやいや!先輩!昨日も女の子とお楽しみだったじゃないですか!!」 「んあ?あぁ!毎度抱く度お前の姿想像しながらやってたんだよ!お前手に入らないって思ってたからさぁそういうので対処するしかないっしょ?」 「さいってい!!」 「そういいながらお前かなり可愛く俺におねだりしてたぞ!先輩のおっきいの朱夏にくださぁい!ぜぇんぶ俺にちょーだぁーい。って。な?久米」 「ふぁい!」 「ちょ!さっき出したばっか!いい加減離しっんんっ…!!」 「やれすぅ!まだ俺突っ込まれてないもん!!」 久米 瑠樹愛(くめ るきあ)は会社の有名人。 今年の新卒だったのだがその可愛い見た目とは違い他の同期と比べるとかなり仕事ができる。 入社してから同期間での成績トップの座を誰にも明け渡したことはない。女子力も高く美容や食事にはかなり気を使っている。 甘い菓子が好きだが肌も綺麗で体も細身にみえたのだが今上半身裸で俺のを幸せそうに頬張っている裸体には筋肉も程よくついていて綺麗だ。 「ふふ…またおっきくなったよぉ!可愛い!!」 「ちょ!!いい加減…あ…んっ…」 「朱夏。お前ほんっと可愛い!もっかい俺もやる!」 剣聖先輩に体勢をを変えられた俺の後ろには先輩の凶器のようにデカくて長い形のいいモノ。前の俺のモノは久米の中に収まった。同時に二人に攻められた俺は二人と共にあっけなく達した… 誰だよ…俺に酒飲ませたやつ…覚えてろよ…再度意識を手放した 「あーあ!また意識飛ばしちゃった!可愛いなぁ…朱夏さん…気持ちよかったですね!剣聖さぁん!」 「そうだなぁ!これ以上はかわいそうだから。俺とヤる?瑠樹愛」 「はぁーい!」 意識を失った俺の隣で俺をオカズに二人がまたやってたことは俺には知る術はない 「はぁはぁ…やっぱり…良いですねぇ。好きな人見ながらヤるのっていつもよりずーっと気持ちいい!っあんっ!剣聖さぁん!気持ちいぃ…」 「そうだな。こいつの顔見るだけで何度でもやれそうだぜ。お前名器だしな!!おらっ!啼けよ」 「あっんんっ!!もっとぉー!おくぅ!朱夏さんのぐちゃぐちゃにかき混ぜてぇ!俺の中に塗り付けてぇ!!あぁぁ…ねぇ…もっかい…しよ…」 「相変わらずだな…お前はよっ!!おらっ!」 「お互い様でぇす!また固くなってるじゃないですかぁ!!あぁ!!いい!いい!!おくぅ!あたってるぅ…もっともっと抉じ開けてぇ!剣聖さぁん」 「「さいっこう…」」

ともだちにシェアしよう!