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第3話
昔から恵まれた顔や体型をしてた俺は無駄にモテた。
男にも女にも。
あれは俺が中学に上がって暫くのことだった。
「朱夏くん!」
同じクラスで学園1人気のあると言う女が声をかけてきた
「なに?」
「あの…」
この感じは…告白かな?幼い頃から何度もされた光景だからすぐにわかった。
その時の俺は好きな人もいないし特に付き合いたいと言う欲求も持ったことはなかった。あの時はまだ友人達と遊ぶ方が楽しかったから
「あの…」
「うん」
「私…朱夏君が好き!私と付き合ってください」
「…ごめんね…無理。気持ちは嬉しいんだけどね…」
女はその場に泣き崩れたが優しさはかえって傷付ける。そう学んだからそのままにして立ち去った。
その翌日のことだった。
でかでかと黒板に張られた写真を見て驚いた
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