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第12話
「は?何いってんの朱夏?もう俺らじゃなきゃ満足できないはずだぜ?…」
そう言うと今度は寝室に戻っていった先輩。戻ってきた手に握られた先輩のスマホの中…
『あっ!いいっ!!先輩もっとーもっとおくー。あっあっあっ!!!久米…あ…お前の中気持ちいい…最高…あっ…また…また出しちゃうよ!種付けしちゃうっんんっ!あ…いい…お前の中に出していい?…先輩も俺に種付けしてぇーーー!!』
「…えと」
「こんな乱れたことある?他の人たちで…」
「…」
「あるのですかぁ?朱夏さぁん!」
…悔しいがこんなに乱れたことはない…ていうか挿入されたのあのとき以来だからそっちはわかんねぇけど…でも…
「…ないです…」
認めるしかなかった。こいつらとやるのは気持ちいいってこと
「でしょー!それに俺と付き合ってくれたら三食手作り料理付きですよん。俺ねぇ実は飲食店の息子で…あー…Rわかります?」
「Rって…あの?…全国展開の高級レストラン…」
「それですね。だから料理は小さい頃からかなり仕込まれてるんです何でも出来ますよ。昼は必要であればお弁当作るし要らなければ前もって言ってもらえれば構いませんし」
たまに剣聖先輩が手作り弁当持ってきてるときってまさか…
「あぁ。俺が持ってきたことある手作り弁当は全てこいつ作だよ?」
「…あんたたちもう夫夫じゃないすか…」
「「はぁ!?やだし」」
ほんと…気が合う人たちだなぁ…
「てか瑠樹愛。お前にこいつやんねぇからな。抜け駆け禁止だ。お前は逆は無理だろ?朱夏は後ろもしてやんねぇと満足しねぇはずだ」
「むぅー…朱夏さんの為なら頑張りますもん!」
「へぇ?できんのぉ?俺より小さいくせに」
「うるさいです。でかさじゃありません。テクです」
「…あのさ…取り敢えず腹へった…風呂入りたい…」
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