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ひとつの褥~三毛の作詞・作曲~
◆
「わ~い、龍サンと一緒、龍サンと一緒!!」
時刻は深夜二時を回った頃ーー。
皆はすっかり眠りに就いている。
そして三毛は今、とても嬉しそうに枕を抱えて俺の布団に入ってきた。
この意味のわからん歌は三毛の作曲によるものだ。
……こいつ。『俺と一緒に寝る』ということがどういうことだかわかっているのか?
三毛は嬉しそうに隣にいる。
正直、三毛はとても可愛い。
容姿はもちろんだが、何より仕草がとても可愛らしいと思う。
純粋で擦れていない三毛は、俺を刺激する。
「龍サ~ン」
「うわっ!!」
鼻歌を歌っている三毛をジッと見下ろしていると、三毛は突然何を思ったのか、両腕を伸ばして俺に抱きついてきた。
「えへへ、龍サンだ……」
頬ずりをする三毛は本当に可愛い。
くっそ。
もうどうなっても俺は知らんぞ。
我慢の限界を感じた俺は、三毛を押し倒すとそのまま唇を塞いだ。
「っんぅ……」
口角を変えて、より互いの唇を深く接合する。
舌を伸ばし、あたたかな口内に忍ばせると、三毛の身体がビクンと跳ねた。
「っふ、んっ、あっ!」
俺の可愛い三毛はどうやら口づけで感じてくれているらしい。
太腿の間にある一物が膨らみを増している。
三毛は俺と同じ状態になっていた。
布越しだが、固くなりつつある自らの欲望を三毛の一物に押しつければ、三毛はそこで初めて慌て出した。
「やっ、待って」
慌てるのは今更だ。
三毛に想いを告げてから三日も経ったんだ。
もう我慢なんて限界だ。
これでも結構堪えたつもりなんだ。
いい加減、俺を受け入れろ。
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