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第89話 恢復 Ⅲ

「んんん‼︎ や‼︎ ま…た…いっ…ちゃうぅ…」 「良いよ…好きな時にイッて⁇」 「…あ……ゆ…ご…キス…したい…」 「…ん…舌出して⁇」 素直に俺の言う事に従う創 差し出された舌を絡める様にしながら 深く口付けると、創の身体が弓なりに仰け反り 何も吐き出さずに達していた 「…は…うぅ…も……む…り…ぃ…」 「…じゃあ…あと少しだけ 俺に付き合ってくれる⁇」 虚ろな瞳で 力なく頷く創を抱き抱えると、腰の動きを少しずつ速めていった 「あ‼︎ あ‼︎ ゆうご‼︎」 必死で俺に掴まっているのが 堪らなく可愛い 奥まで挿入すると そのまま欲望の塊を吐き出した 「…創…大丈夫⁇」 「…うん……あの…」 「ん⁇」 創が 何か言いにくそうにしていた為 促す様に髪を梳くと、もぞもぞと俺の胸に 顔を埋めた 「…ご…ごめんなさい」 「え⁇ 何が⁇」 「…僕…こんな気持ち良いの…初めてで…いつも…ぐちゃぐちゃになっちゃうから…」 創の言葉に ピタリと思考や動作が停止した そんな俺を不審に思ってか、創は不安そうな顔で 俺を見上げている 「…佑吾⁇」 ずっと聞きたかった言葉に、情けないけど 涙が出そうになっていた

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