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第187話〜洗浄【R18】〜

「み、南?どうした?あ、1人にしてごめんね?」 違う。そんな事じゃない。 そう思ってハルに抱きつきながら首を振った。 多分、安心したんだ。 ハルがいるということの…安心… 僕は恐る恐る、ずっと気になっていることを聞いた。 「き、嫌いになった………?僕のこと、汚いって思う……?」 「………」 返事がない… そういうことだろうか。もう僕のことなんか…… 今こうやって僕が抱きついているのも嫌かもしれない。 そう考え手を離そうとした時、不意にガッと腕を掴まれた。 「ッ!?」 「ごめん。南がいることが嬉しすぎて固まってた。」 「…へ?」 思いがけない言葉に間抜けな声が出る。 そして今度は、あの優しい手で頭を撫でた。 「汚いだなんて思わないよ。確かに傷つく所はあるかもしれないけど、そんなの俺が上書きしてあげるし。 ていうか、嫌いになんてなるわけないよ。 ……………馬鹿だなぁ、南は。俺が南を手放すはずないでしょ。」 あぁ…好きだ…。 こんなハルだから好きになったんだ。 「南自分で洗ったの?」 「う、うん…」 「一人で頑張ったね。でもちゃんと洗えてるか見えないでしょ? おいで。俺がもう一度洗ってあげる。」 こうして有無を言わさずお風呂場へ連れていかれた。 「ぁッ、ハル…!」 「ん?どうしたの?」 「ここ触って欲しいぃ…!」 さっきからシャワーが僕の乳首に当たっていた。 けれどシャワーの刺激だとなかなか物足りなく、早く強い刺激が欲しくて胸を突き出す。 「ここ?」 そう言って僕の乳輪をくるくる触るだけ。 「ちがッくて、うぁぁぁ!?」 突如ハルが僕のモノを人差し指でなぞり始めた。 「な、ハル…ッ?なんで、そこ触って、ぁっ、」 「ここも洗えてるか確認しなきゃでしょ?」 「でも、ぁッ…、」 うまく言葉が喋れない。 しかし嬉しくもあった。 知らない人じゃない。愛している人から、優しい手つきで…… 静かに涙が流れた。

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