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第1話
今日もいつもと変わらない時間を過ごした。
いつも通り学校に行って、いつも通り授業を受けて、いつも通り郁瀬の家に寄る。
「…っく!ちょ、郁瀬…っ!それ以上は、さすがにっ!」
「またー?そんなこと言われると、トドメ刺せないじゃん。」
「…今だ!!おりゃ!!」
「あ。」
テレビの画面にwinの文字と、俺のキャラクターがガッツポーズ。
「よっしゃー!!勝った!」
「あーあ、負けちゃった。」
これがいつもの日常。
…だけど、それもここまで。
「…な、なぁ、郁瀬…。」
「うん?」
何故なら、俺は今から親友である郁瀬桃に…
「は、話がある…だけど…。」
「なに、かしこまって。どうしたの?」
告白します!!!
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