「はいるよ？」 だらしなく突っ伏した身体を、修平に腰だけ掴まれて引き起こされる。お尻だけ高く掲げたこのポーズは、普段ならば恥ずかしくてなかなか出来ない。でも今は、羞じらう余裕すらなかった。 尻の谷間を指で左右に開かされる。あらぬ場所が広げられて、冷たい空気に晒される。 正気に返りかけ、尻に力を入れようとした時、熱い塊がそこにじゅ…っと口づけた。 擦りつけるように左右に小さく動きながら、少しずつソレが潜り込んでくる。 さっきの玩具とは比べ物にならない質量の熱が、ひくつく窄まりをこじ開けていく。 「んんんむぅ…っ」 「お尻、まだ締めないで。狭いよ。それじゃあ入れない」 分かっているけど、ソコを修平のデカいのがこじ開けていく瞬間は、ものすごく緊張するのだ。寒気がして冷や汗が出る。 修平はあまり強引には進めずに、小刻みに揺らしながらじわりじわりと侵入してくる。拓斗はなんとかソコの力をゆるめながら、彼のモノを咥えていった。 一番エラの張り出した部分が、狭い隘路を押し広げながら奥を目指す。第一関門を抜けて、ソレがすっぽり収まった時、さっき玩具で抉られて達した場所に当たった。ビリビリビリビリっと激しく感じて、身体が勝手に反り返る。塞がれた口から、獣のような呻き声が漏れた。 「ああ。ここが感じるのか」 修平は掠れた声で笑って、その場所をペニスでぐいぐいと刺激した。 「んんんんーーーっ」 感じすぎて気が狂いそうだ。 拓斗は髪を振り乱して身体をのたうたせた。刺激が強すぎて、気持ちいいよりは苦しい。さっき中イキしたばかりなのに、また込み上げてくる。 修平は動きを止めて背中にピタリと密着してきた。耳に息を吹きかけてくる。 「ちょっとキツい？」 「んぅ……ん、ん」 拓斗が必死で頷くと、修平は前に手を回して、ペニスからシリコンのコックリングを外してくれた。張り詰めたソコが、一気に解放される。 「イッてもいいよ」 低く囁かれてゾクッとする。 修平はゆっくりと押し引きを始めた。ギリギリまで引き抜き、またずっずっと中に押し入ってくる。 気持ちいい。キツすぎる前立腺への刺激と違って、ただひたすら気持ちよくて堪らない。 拓斗は鼻から細い鳴き声を漏らしながら、修平のリズムに合わせて腰を揺らした。 ……あ……あ。気持ちいい、いい、イく…っ 座布団の端をぎゅっと掴み締める。溜まりきった熱が走り抜け、ペニスの先が膨張する。 身悶えしそうな快感に押し流されて、熱い飛沫を吐き出した。 「んんんーーーーーんっ」