ベットリとローションに塗れたアナルに指を３本入れる。 「ぅ"…、ンん」 「そんな甘い声出してはるちゃんはえっちだなぁ。」 長岡の指摘に口を覆い隠した恋人にクスクスと楽しそうな声が漏れてしまう。 可愛い。 愛おしい。 独占欲丸出しで、隠す事もしない。 どうせこの年下の恋人には叶わないんだから、無駄な抵抗はやめた。 「は…、…ぁ…」 べろっと喉から顎を舐めると、後孔は痛い位に指を締め付ける。 痛い位の方が感じる身体は俺だけが知っているいやらしい身体。 「遥登も指いれてみ。」 ふるふると首を降られたが、駄目押し耳朶を噛み鼓膜に息を吹き掛けた。 口を被う手がびくっと跳ねあの目はより一層潤む。 「遥登。」 恋人の好きな低い声で名前を呼ぶ。 長岡が指を１本引き抜くとおずおずと近付けてきた。 ゆっくり、ゆっくり。 指を開いて隙間を開けて此処にいれるんだと誘導すると顔を真っ赤にした三条はそれに従い腸壁に触れる。 くちゃくちゃっと粘着質な音をたてながら一緒に解き慣らしていく。 三条は殆んど指を動かしはしないがそれでも自身の指を入れているのが大切だ。 羞恥心を煽り、被虐心を焚き付け、もっと淫らな姿が見たい。 「入って大丈夫か？」 何度も頷く三条のものと一緒に指を引き抜いた。 散々嬲った後孔は銜えるモノをなくしても口を開けている。 これだけ慣らせば大丈夫だろう。 ベッドに沈む細い腕をひいて脚を跨がせる。 下着から取り出した勃起した陰茎が、三条のモノとぶつかった。 お互い、もうガチガチだ。 「腰、おろせるか。」 「…ぅ、ん……あっ」 綺麗な顔がじっと自分を見詰めていて恥ずかしいらしく、三条はゆっくりと迎え入れる。 この瞬間、とてもしあわせだと再認する。 肉を割り拓かれ同じ男のモノを飲み込む姿は濃艶で、鮮やかだ。 はく…っ、と酸素を取り込むその様さえ色っぽい。 「う……、みないでください…」 「こんなえろい恋人前にして待てが出来る程お利口じゃねぇよ」 「…えろい、のは、まさむねさ…ンっ」 カリが前立腺を抉ったのか痛い位にしがみ付いて息を詰めた。 清潔なにおいに汗のにおいが混じるとなんともいやらしくより一層陰茎が膨らんだ。