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第135話

ジンズ越しにソコへと触れる。 何度も触った。 何度も銜えた。 何度も見た、ソレ。 「俺も、します…」 作業台の上から手を伸ばし擦る。 まだ勃っていないソコはやわらかい。 「…直接…触っても、良いですか…?」 「どうぞ」 長岡は余裕綽々と言った風に頷いた。 嫌みのない爽やかな笑顔に男の色が滲む。 ぞくりとするのは、この顔を見られるのはセックスの時だけだと知っているからだ。 フロントトップボタンを外す際もその顔は変わらない。 下着の中から取り出した半勃ちの陰茎を握ると、ゆっくりと手を上下させた。 同じくゆっくりと上下される手に息が上がる。 「手ぇあったけぇ」 長岡のモノだってあたたかい。 体温の低い恋人だが、血液の沢山通っている箇所はアツい位だ。 お互いがお互いのモノを扱き合う。 しかも、炊事場で。 倒錯していて興奮する。 「遥登、気持ちいな」 どんどん芯を持っていくソレと掠れた声。 視線を上げれば、気持ち良いと分かる顔。 良かった… ちゃんと感じてくれてる 「…ん、きもちいです」

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