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第136話

先走りをローション代わりに扱いていると、長岡が髪に頭を埋めてきた。 「遥登に触られると興奮する。 もうガチガチになったな」 確かに、手を押し返す程に勃起している。 堅くて太くて、大きい。 三条も長岡の手やにおいに反応してすっかり勃っていた。 「な、後で噛んで良いか」 「…は、い」 どうしよう。 声が震える。 感じているのが、モロにバレてしまう。 身体がじくじくする。 噛まれたい。 もっと欲しい。 貪欲に先走りが垂れはじめた。 「ん…ん……」 「感じてんなら声出せよ。 俺も、もっと興奮する」 「はず、かし…です」 「俺しか聴いてねぇのに?」 「…正宗さん、だから…ぁ、はずか、し…」 何処を見たら良いのかわからず、きゅっと目を瞑る。 「かわい」 冷たい手が頬に触れ目を開けると影が重なった。

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