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第160話
「とけ、ぅ…、ひッ、……か、えな…れぇ…っ」
振動を変えられ、酸素を取り入れようと開けた口はすぐに閉じた。
ヒッと短い悲鳴の様な声をあげ足の爪先を丸める。
大きく開いた長岡の脚に棒の様な脚を引っ掛けられ、三条はあられもなく股間を晒け出していた。
無毛のそこから天を向くソレまで長岡からも丸見えだ。
そして、真っ暗な目の前のテレビ画面にも。
はっはっと薄い胸を上下させ溶けた顔をしている。
抱き締める冷たい手が顎を掴み、後ろを向かせた。
途端に口を塞がれ矯声は長岡の口内に飲み込まれていく。
「んぅ…、…っ…ァ…」
舌を甘噛みされ、舐められ、尚更呼吸が出来ない。
「ん"ン"…、ぅ"んッ、」
くらくらする。
格好良くてたまらない。
酸素が足りなくて欲する。
もっとキスがしたい。
頭が痺れて、目の前がチカチカする。
知ってる。
これは、ドライだ。
イく
イきたい
イ……くっ
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