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第163話

「机に手ぇ着いて出せよ。 んなの入ってたら俺の入んねぇだろ。 上手に出せたらご褒美やる」 のろのろと机に手を着くと尻を向ける。 玩具を銜え込んだアナルが丸見えだ。 恥ずかしい 恥ずかしい 「…おえが、…ァ…うごかさ……ぃぃ…だ、だすの…だ、だす…ッ、みてくぅ」 「ん、見てる」 言葉を上手く吐けない様に振動をいくつも変えられる。 振動パターンも強弱も長岡の思うがまま。 そんな事をされていたら腰が下がってしまう。 上げる様に必死に努める三条は行儀悪く机に膝を乗せた。 「ぁ"、ぅ"……ハァ……あ"…ッ」 事前に腹を掃除していても万が一を考えてしまって頭がブレーキをかける。 それに加え、ローターよりも太いそれをキツく締め付けてしまっている後孔が中々吐き出させてはくれない。 「ぐ…ぅ、ぅ…、はッ」 深く息を吸って力みたいが浅く呼吸をするだけで精一杯。 「焦らしてんのか? それとも、俺のいらねぇのか?」 長岡のが欲しい… 「ぅ…ん"ン"ッ」 恥ずかしい声と共にぬぐっと吐き出された玩具は待ち構えていた長岡の手の中へと落ちた。 ヴヴ…と羽音が止まるとゆっくりと背後を見やる。 口角を上げいやらしく微笑む長岡にぽっかりと口を開けているのが丸見えだ。

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