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第222話

長岡は三条の上に馬乗りになると、シャツを脱ぎ捨てた。 惜し気もなく割れた腹筋や細くともしっかりと筋肉の付いたしなやかな身体を天然の陽の元に晒す。 三条同様日に焼けず白いが男らしく逞しい。 同じ様に三条のシャツも脱がせようと手を伸ばすとその手を捕まれた。 「ぬぐ、んですか…?」 「脱ぎたくねぇの?」 「だって……正宗さんのにおいが、するから」 溺愛している事を除いても、これはグッとくる。 そして、下半身にもクる。 そういえば以前自分の服を着せたまま行為をした時、感度が良くなっていたなと思い出した。 それなら着たままでも良いか。 むしろより感じてくれるのならそっちの方が好都合。 「分かった。 下は脱がすぞ」 頷くのを待たず下に手をやる。 既にズラれているパンツを脚から取るとベッドの外に放った。 暖かな、と言うか若干暑い気温のお陰で半裸でも寒くない。 「あと顎上げろ。 首輪、好きだろ」 「……はい」 細い首に無骨な首輪が嵌まるといやらしさが増す。 19歳でこの色香。 本当に末恐ろしい。 ガチガチに勃起した三条の若い雄は、触られるのを今か今かと待ちわびているかの様に先に体液を滲ませている。 高校を卒業して半年も経っていない。 まだまだ性欲盛んな年頃の恋人。 「ぁ…」 三条のモノと自分のモノを一緒に掴むとゆっくりと扱いていく。 甘い声を出す三条は恥ずかしそうに、また腕で顔を隠してしまった。

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