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第224話

「まっ…イ…、ィ…く」 背中を撓らせ報告する健気な三条。 「…ぅ"」 三条の好きなカリ裏を長岡のモノと擦り合わせ、少し痛い位の刺激を与えるとより喘いだ。 普段優等生な三条をこうしている優越感に手が止まらない。 「なっ…んで……イく…イくか、ぁ…」 だからって簡単には絶頂はやらない。 その方が楽しいだろ。 俺も、遥登も。 「……ぅ…ぁ…あ、あッ、」 腕で隠し切れていない顔が真っ赤で涙の痕も見える。 健気な三条は自分で扱く事もせず、自分から与えられる快感のみを感受している。 首輪の金具が金属音をたて、ベッドの軋みと粘着質な水音と合わさってなんとも卑猥だ。 視覚からも聴覚からも刺激を受け興奮する。 「ひ…ぅ…ぅ…、あッ、つよ…っ」 頭を降っても過ぎる快感は逃れない。 だけど、どうする事も出来ない三条は髪を乱して堪えていた。 シーツに散らばる三条の髪がやけに色っぽく見える。 噛み付き、たい。 若い肌に歯を突き立てたい。 遥登が自分の血肉になるなんて最高に興奮する。 たぎる。 「遥登」 腕の隙間から微かに見えたのは熱に溺れるあの目。 「遥登」 もっと自分だけを感じさせたい。 もっと、溺れさせたい。

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