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第290話
「…っ、ぁ…く…」
竿を扱かれ慌てて口を覆った。
キスだけで勃起したのも恥ずかしいが、それを処理されるのもたまらなく恥ずかしい。
「声出せば良いだろ」
「…ん"」
長岡は楽しそうに言うがこんな小さな個室で声を出せば響いてしまう。
ただでさえ恥ずかしいのにそんなの考えただけでやばい。
ぎゅっと陰茎を握られ腰が引ける。
トンッとぶつかった長岡の腰に、尻を擦り付けてしまう。
はしたないと頭で解っていても身体は止まらない。
「好きな時にイきな」
「…っ…、…ぅ…」
臍も掻かれ、下腹部がジクジクと疼く。
イきそ…、やばい…
扱く手に自分のそれを重ねやっぱり駄目だと頭を振る。
「まさ…イ…きっ」
「ん、イきな」
目の前が滲んで、腰から痺れる様な快感が拡がっていく。
それと同時に後頭部にキスをされた。
「お利口さん」
残滓を搾り取られるのを荒く息を吐きながら絶えた。
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