305 / 1502
第305話
この身体に俺がしたなら、俺が味あわなきゃ勿体ねぇだろ。
他の誰かに食わせるつもりもねぇけどな。
細い腰に手を回し、後ろに倒れ込むと三条に押し倒される形になる。
「あっ、重くないですか…っ」
「これで重きゃ心配なんかしねぇよ。
気にすんなら、遥登からキスしてくれ」
「…はい」
ちゅっちゅっと可愛らしいキスを頬や顎に受けながらも、長岡の手は臀部を揉む。
肉付きも悪けりゃやわらかさも少ない男の尻だが、これが良い。
臀裂を開く様に肉を左右に割ると流石に抵抗されてしまった。
「それはっ、恥ずかしいです…」
「その顔が見てぇからしてるって言ったら怒るか?」
「…変態」
「変態な俺は嫌いか?」
「その聴き方は狡いです」
下着の中に滑り込ませた手で小さな器官を刺激する。
自分の大きさに馴染み縦に割れたアナル。
ローションも纏っていない指を突き刺す様な事はせず、やわらかく触れるだけにとどめ身体の奥から燻らせていく。
「嫌いか?」
「す、き…だから」
「だから?」
「……ちゃんと、さわってほし…」
首に抱き付き、小さな声で強請る三条に口端は上がりっぱなりだ。
「気持ち良くしてやるからな」
「俺も、頑張ります…」
ともだちにシェアしよう!