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第351話

綺麗な人が自分の恥ずかしい箇所を舐めしゃぶり、黒板の前でチョークを摘まむ指がアナルに埋められている事実に三条は顔を隠す。 悪戯に無毛の陰阜に吸い付いたり舐めたりされ更に羞恥心が煽らればかり。 恥ずかしくてたまらない。 だけど、気持ち良くてあさましい程感じてしまう。 「やらしー顔して、そんなきもちいか?」 べーっと出した舌先で鈴口までなぞられ蕩けた顔を見て満足気に言った。 「……みな、いでください」 「俺で感じてる遥登が見てぇんだって何回言ったら覚えてくれんだ」 「変な顔…ッ、ぁ」 話している最中もお構いなしに括約筋を解す様ぐるりと指を動かされ、上手く言葉が紡げない。 「俺で感じてる顔が変な筈ねぇだろ。 やらしくて勃つ」 「……い、わないで良いでっ」 「はい、2本目」 握りしめていた首輪がチャリ…と音をたてた。 「バイトの間、オナってなかったろ。 キツくなってるからゆっくり解ぐさねぇと切れるかもだろ」 「そんな……こと………」 「痛い方が好きならそうしてやるけど」 長岡の色気にクラクラする。 低くてて甘い声が好きで、そんな声で楽しそうにに見下ろされるとマゾヒズムな色が滲み出る。 「んン…」 「想像して気持ち良くなってんのかよ。 してやろうか」 そんな顔で言われたら、して欲しいと頷いてしまう。 生唾をごくりと飲み込む音がやけに大きく響いた。 「……や…や、さしく、して…ください」 「優しく?」 「やさしく、だいて…ください」 「分かった。 優しくな」

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