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第352話

ローションを纏った手で手コキをされ腰が震える。 空気と混ざり合う音が耳に大きく届いた。 「あっ、ぁッ、あ…ッ…」 大きな手が包み込む様に握り、言葉通り優しく擦られて三条は頭を振る。 「きも、ち…いぃ…っ、まっ、ぁ……」 やばい… 正宗さんの手、気持ち良過ぎる… 陰茎への刺激にアナルは収縮し更なる快感を強請る。 長岡が教え込んだ通りの言葉を吐き、セックスに溺れる様はとても淫らだ。 長岡の下着の中も張り詰めていた。 恋人とは違い快楽に弱くすぐに蕩けてしまう三条はそれを悔しいとも思うが、年上の恋人にはどうやったって敵わない事も理解している。 大好きな人が触れてくれて気持ち良くならない方が無理だ。 「き、…っち…ぁ、ァ……」 「気持ちいか。 良かったな」 ギンギンに勃起した陰茎の先から体液が滲み、それがローションと混ざり合い塗り拡げられていく。 手を伸ばしカウパーで汚れた手を握ると、長岡は陰茎から手を離した。 後孔は今の内だと長岡の指をきつく食みしゃぶりだす。 「まさむね、さん…」 「優しくねぇか?」 「……やさしい、です。 でも…、あの……ここも」 ここも…と口籠ると羞恥に顔を染め恋人好みのいやらしい言葉を吐く。 「あな、るを…つかってください……」 そして、片足を上げ指で少ない肉を割り開いてアナルを晒した。

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