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第498話
腰に回った細い脚。
骨と筋肉、僅かな肉を包む皮。
快感で鳥肌をたてるそのやわらかな皮膚を擦った。
若くしっとりとした素肌は、薄くとも体毛が生え確かに男のものだ。
「……ぁ、ハァ…」
内腿も歯型とキスマークに塗れている。
いや、脚だけじゃない。
身体をから腕まで服で隠れる箇所は長岡の独占欲彩っていた。
無垢な顔をした三条の服の下にはこんな身体を隠しているなんて、大学の奴等は想像も出来ないだろう。
淫らでいやらしい優等生の三条。
彼女に優しく接する姿しか想像出来ない奴は想像する必要もない。
遥登は俺のだ。
「俺も遥登とならなんでも好き。
酷くすんのも好き。
遥登の気持ち良さそうな顔見るとすげぇ嬉しい」
「…っ」
「俺も動くから、好きな時にイきな」
「あ"、あっ」
もう何をされても感じるだろう敏感な身体を揺さぶった。
前立腺から精嚢をガツガツ抉り、逃げる様に捻る腰を鷲掴む。
イイトコロだけを何度も何度も刺激していく。
「…あ"っ」
背中を浮かせ、なんとか快感を逃がそうとするがそんな事出来やしない。
全部、残さず受け止めろ。
俺で頭が馬鹿になれば良い。
「い"ぃ"…ッ、ィ"」
噛み合わない歯がガチガチ鳴っても気にしてやれない。
三条の若い陰茎はひっきりなしに体液を垂らし腹を汚す。
過ぎる快感をきちんと受け止め、代わりに涙と喘ぎ声を漏らしはじめた。
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