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第1360話
『あ……、おねが、します……』
とろとろした表情でお願いしますなんてよく言えたものだ。
するのはお仕置きだぞ。
本当に心配になる。
もっといやらしくなったら自身の我慢が効くか理性との戦いが起きそうだ。
「楽しみにしとけよ」
うんうんと頷きながらも、目はもっとを欲している。
まだ決定的な絶頂は迎えていないのだから当然だ。
オスイキかメスイキか。
三条はアナルでイく事を覚えても、勃ちも充分で硬度があり射精も年頃並み。
どちらでも気持ち良くイける。
どちらかを選ばせるのも楽しい。
メスイキからオスイキで全身をとろけさせるのも楽しい。
どうしようか。
『まさ……ま、さむっ、………さ……』
選ばせるか。
「あぁ。
もう少し待ってくれ。
その腰振ってんのも撮るから」
わざとそう言えば全身の赤身が増す。
肌が白いとこういう楽しみもある。
三条本人はコンプレックスなので直接口に出す事は少ないが、長岡は常々思っていた。
愛おしいと。
貴方の短所は、私の好きなところ。
「よし」
短い間言葉になにを感じたのか、陰茎から先走りが垂れた。
「なに想像したよ。
ほら、言え」
『……つづき…、』
「続き?」
『…おわ、り……ですか…』
まさか。
こんな食べ頃の子が強請っていて、ご馳走さまなんて事は出来ない。
だけど、表情はそれを伝えない。
ニヤニヤと口元を緩めるだけ。
不安げな目がまた加虐心を煽る。
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