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 流石に反省したよね。  オレさあ別に性欲の権化じゃないのよ。  下品なのは認めるけど、  どっちかっつーと淡白なの。面倒だし。  それなのに親友でヌクってどうなのよ。  本人目の前にして顔射でイクとかさ。  最中は触り合ってるわけでもないし  全然セーフだと思ってたんだけどね。  でもマズイんだよ。春真に湧き上がる感情が。  これ絶対アウトなんだよね。  だって、男に感じる欲望じゃないんだもん。  頭冷やそうと思ったよ。  一度距離を置いて、己の道も見つめ直したりしてみてさ。  けどさあ、良く分からないんだよ。 「あんなことしてから二ヶ月も!音信不通だったくせに!  良く当たり前みたいな顔して(ウチ)に来れるな!?」 「春真にどうしても、会いたくなっちゃったんだよね……」 「そんで会ったとたん押し倒すのかよ。ただの性欲じゃねえか!」 「うん性欲」  でも触りたいのは春真なんだよなー。  すっごいエロかったしさあ。  会わない間、何度もお前でヌいたよ。  それで会わない意味が分かんなくなって、来ちゃったんだよ。 「オレ春真とどうしたいの?」 「オレが知るかよ。ヤりたいんじゃねえの。先に言っとくけど、お断りだ」 「春真って男とヤるのは良いんだ」 「そんなこと言ってねえだろ!」 「でもオレが色々してもあんま抵抗ないじゃん?」 「なくねーよ!お前が強引に進めてんだろ!?お前こそじゃん。なんで急に男にサカってんだよ」  男……つーかやっぱり春真に、だよね。  他の男とはヤれないな。考えただけで萎えちゃうよ。  あー今……普通にヤること前提で考えたな。  オレそんなに春真とヤリたいの……? 「ねー春真ぁ。ちょっと混乱してるみたいオレ。  エロいことしないから、今夜も抱きまくらになってよ」 「しないのエロいこと。ホントに?」 「何もしなかった日の方が多いでしょー?」 「お前は、あるコト自体が異常だって分かってろよ!」 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「──エロい事しないって言ったのはさ、したいけど我慢するって意味だったんだよ」 「へえー」 「オレが耐えようとしてんのにさ、  なんで春真が身体押し付けてくるわけ?」 「いつもお前の都合でコトが運ぶと思うなよ。  オレにだって性欲はあるんだよ」  春真のもう勃ってるじゃん。  ……なにどういう事?  オレがちょっかい掛けたから、エロ解放することにしたの?  つーかマジで相手が男でもいいの?  オレお前にだったら反応しちゃうんだよ?  硬くなった股間押し付けながら、そんな風に唇舐められたら、もうさあ……。 「春真」 「──ん、ふ──んぅ」  自分から舌入れてくるんだ。ホントにおまえ発情しちゃってるでしょ。  これ無茶苦茶に吸って、いいんだよね。  うわ、堪んない。喘ぎ声かわいい。積極的な春真、そそる。  ──ヤリたい。オレのちんこでグチャグチャに泣かせたい。  あーあやっぱヤリたいんじゃん、オレは春真と。 「ちょ──待て、待てよ秋彦!……触るのは、ナシだから」 「──は?なに言ってんの。誘ったのお前でしょ!?」 「セックスしようってわけじゃねえよ。──こないだので、良いんだよ」 「オナニーの見せっこ?」 「そう」  えー有り得なくね?オレその気になったのに。  またオープンセルフ?  ──ん?あれ? 「なに……それ。陰毛、全部剃ったの……?」 「剃った」  なんだよそれ……見せる気満々って……ことかよ──。 「よく見せて」  すごい、丸出し。タマも股もケツまでつるつる。  いかにも性器って感じ。快楽を感じるためだけの、いやらしい器官になってるじゃん。  しかもオレの視線に晒されながら、勃起率上昇させたよな。 「おまえ見られて感じるの」 「秋彦のオレ見る目が……粘っこくてやらしいから……なんか癖になったんだよ」 「そっか、オレに見られたいんだ。オナニーしてるとこ──いいよ。見てやるよ」  見られてることを感じたいんだろ。  オレを上目遣いに見ながら視線逸らさないのな。  もうトロトロじゃん。ちんこも表情(かお)も。  お前そんなにやらしい奴だったの。  マジでシコいんだけど。 「んぅ、ふぁ……っ」  乳首の先端感じるんだ。  指の腹で触ってる手つき、慣れててやらしいんだよ。  その手、さあ──どかしてオレがむしゃぶりつきたい。  コリコリに尖ってるその先っぽ。乳輪のとこからつまんで突き出させてさ、舌先で延々舐め続けてやろうか。  そんな敏感じゃお前よがり狂うかもね。  ──ねえオレ見てるだけ?触っちゃダメなの? 「春真、キスしてい?」 「今……ダメ。お前が扱いてんの──見たい」  ああ、そ。  じゃあお前にブチ込む妄想を掻き立ててくれないとダメだよ。 「もっとヌける行為、やって見せてよ」  うわ……指、フェラってる。  なんでそれ、オレのムスコにやってくんないの。  てか、やらせるね絶対、フェラ……イラマもいいね。 「んんぅ──っは、あ、っあ──」  ああ──そっか。  準備だったのか──ケツに入れるための。  ……やっぱ感じるんだね、お尻のナカ。  指三本も入ってるのに……そんなに気持ちいいんだ……。  ……なあ春真おまえさあ、その穴──男に使ったことあんの。  誰かのちんこ、もう挿入(いれ)たの。  突っ込まれて、よがりながら腰振るとこ見せてんの?──こうやって。  想像したらすげえ胸がムカムカしてきた。  なのに──やべえ、ちんこ完勃ちすぎて痛い。 「なあ、それじゃ足りないだろ。──挿入(いれ)てやろうかコレ」 「ふぅ──んっ、バカ。そんなの、入るかよ──っ」  なんだよ、オレじゃ嫌なわけ?  エロいくせして触らせてもくんねーし。  無理やり犯されても文句言えないよね。 「いつも男とヤってんだろ。そのやらしい穴にズボズボ出し入れされて、悦んでんだろ」 「そんなの──ねえよっ!ねえから。ただのオナニーだろ。男となんか、ヤってないって……っ」  ホントかどうか分かんないけど必死だな。  そんなに挿入(いれ)られたくないのかよ。  ──マジでムカつくよね。 「……じゃあオレが挿入(いれ)たら、お前の初めての男になるんだ──」 「──やっ、……やめろ──何してんだよ、やめろよ秋彦」 「何か塗ってたの?──ヌルヌルじゃん。当てただけで飲み込みそうだけどオレのちんこ。コレ期待してない?」 「そんなこと、したら──友情……終わるんだぞ……マジでやめろよ?なあ、秋彦って!」  くっそ。かわいいこと言うなよな。  なに勝手に終わると思ってんの。  終わらせるわけないよね?──分かってないな。  はあもう、しょうがないだろ。こんなに煽られたら。 「──いいから、じっとして。暴れてんじゃねえし」

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