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第1話 プロローグ

河津桜が満開に咲き誇る中 1人だけ違う服装でグラウンドを駆け回る少年を見つめる瞳があった。 まだ幼さの残る少年の姿は花弁が雪のように舞い散る光景とともに 桜の木の陰から覗く瞳の主に深い印象を残した。 瞳の主もまたどこか幼く色白の肌が印象的だった。

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