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ゲーム対戦.2
「ぼーっとしてどうしたんですか?」
昔のことを考えていたらるぅとくんに声をかけられた。
「なんでもない! 大丈夫!」
付き合い始めた時のことを考えていたなんて、意地でも言わないからなっ!!!!
「それならいいんですけど… 早くゲームしましょう!」
自分の家みたいにくつろいでゲームの電源を付ける。
「何する? 僕さっきまで赤いおっさんのレーシングゲームでひとっ走りしてたけど…」
「じゃあそれやりましょう! どうですか? 負けた方は罰ゲームでもします?」
こいつほんとさぁ!!?
「自分のほうが強いからってほんっとセコい!! いいよ!? 絶対勝つから!!!」
「ふっふーん。じゃあ早くやりましょ? 僕はやっぱりキノピコ〜♪」
舐めやがって…。ぜってー負けねぇかんな!!!!!!!
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