2レース目。 僕はさとみくんに教わったタイミングでスタートを切る。 「よし！！ 成功した！！」 「ふっふーん。 それだったら僕も成功してます！ 」 やっぱりるぅちゃん速いなぁ。 うぅ…負けそう… 「やったー、僕の勝ちー♪」 「ぐぬぬ……」 2レース目は普通に負けて、次が最終レース。 絶対負けない！！！ 「負けねぇからなああああ！！」 「僕だって！」 そう意気込んでスタートのタイミングを図る。 3と2の間らへん…… 「ころちゃん。」 え、もうすぐ始まるのに、なんだろう 「なに？ どうした？」 「ころちゃん好きです。」 「！！？！？？？」 突然の好きにびっくりしてスタートが遅れてしまった。 てか何こいつ！！ ずるくない！！？え！？ だるっ！！！！ 「ねぇほんとずるい！！！ るぅとくんの馬鹿！アホ！ 」 「あと１週〜！ あれ？？ ころちゃん遅くないですか？」 「あのさあああああああああああ！！！」