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第7話

呼び出された場所にきた優紀は、俺と和巳が一緒に居るのを見て、不思議そうに俺と和巳の顔を交互に見比べていた。 「だから、こいつの相手をしてやってくれよ」 優紀は僕の言葉に絶望的な顔をしたが、結局は黙って制服のブレザーを脱ぎ始めた。 制服のブレザーもズボンも下着も、全部脱いで全裸になった眞司は俯いて突っ立っている。 「ソコに横になれ」 俺が埃が積もっているマットを指差し、指示すると優紀は黙ってノロノロとマットに横になった。 和巳はそんな優紀を見詰めて、唾を呑み込んでいる。 (…今にも襲いかかりそうだな…) そう思った瞬間。 和巳が優紀に抱き付き、優紀の中に指を突っ込む。 「…痛…っ…痛い…っ」 案の定、優紀が悲鳴を上げる。 (…和巳ってば、がっつきすぎ) 俺は思った以上に余裕のない和巳に溜め息を吐きながら、ポケットから用意していた小瓶を取り出すと和巳に差し出した。

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