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はらはら。
はらり。
はらはら。
舞い落ちる花びらの向こうに、探していた姿を見つけた。
何故だ。
何故お前は全部を背負う!?
どんどん熱が失われていく細い体を抱き締めると、小さな唇が微かに綻ぶ。
こんなことを俺は望んでいたんじゃない。
ずっと傍にいようと誓っただろう?
いつもくれていた笑みが、どれだけ俺を癒してくれたか。
その小さい手が触れる度、どれだけ俺に熱を与えたのか気づかないままで消えるというのか?
やめろ、やめてくれ!!
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