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9月 part 3-10

さすがに4回も精液を吐き出すと、身体の熱も引いてきた。倦怠感で身体が全然動かない。湯あたりしたような感覚。喉が乾いてしかたない。 「ごめ……、七星、水……」 七星が備え付けの冷蔵庫から、水のペットボトルを取ってくる。俺の背中を支えながら起こし、水を飲ませてくれた。安堵と同時に襲ってくる眠気。 「ゆっくり休んでください、拓叶さん。僕が、そばにいますから…」 七星の声が子守唄のように心地よい。俺は、七星の方に倒れこみながら、意識を手放した。

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