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第9話-2

「な…何やってんだよ!お前は、一ノ瀬と付き合ってんだろ!一ノ瀬と幸せになるんだろーがっ!俺が、どんな想いで、お前らを祝福しよーとしてると思っ…」 「え?」 無表情の大輝と、やっと視線があった。瞳が戸惑ったように動く。 「一ノ瀬さん…マネージャーの?え?一ノ瀬さんと誰が付き合ってるって?」 「ーーー!お前、だろっ!」 … … 長い長い静寂の後。 「はあああぁぁぁぁあ!?」 珍しく、大輝が大声を上げた。

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