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~プロローグ~

-今日、あの子が帰ってきた。 好きな子ができたから、もう解放してほしいと土下座してきた。 バカだな。 キミに必要なのはあの子じゃない。 ボクだよ。 昔からそうだった。 どこかに行っても、すぐボクの所へ戻ってきた。 今回も、キミはきっとボクの所へ戻ってくる。 それは分かっている。 だから、心配はしていないよ。 でも、可愛いペットはどうしたのかな? 予定では一緒に連れてくるはずだったのに。 いけない子だね。 いけない子には罰を与えなくちゃ。 昔のように。 昔。 キミは可愛いかったよ。 ボクがいい事を教えてあげると言った時は、瞳をキラキラさせてボクを見詰めていた。 ボクがキミのまだ小さくて可愛いソコに触れた時は吃驚した顔をして、震えていた。 舐めてやったら涙を流し、腰を振って喜んでいた。 結局、キミが幼すぎてそれ以上は何もできなかったけど。 それが今は………。 キミはあの子を好きだと言ったね。 でも、それは勘違い。 あの子の見た目に騙されているだけさ。 でも、大丈夫。 ボクがキミの目を覚まさせてあげる。 まずはキミの立場を分からせてあげないとね。 今日の全身を縛られたキミは可愛かった。 やはり、キミには赤いロープがよく似合う。 安心して。 キミの食事や風呂、下の世話まで全てボクがしてあげる

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