優時とは幼馴染でして。 小さい頃から隣にいるのが当たり前！ 何をするにもずっと一緒！！ スイミング習うって言えばついてって。 そろばん習うって言えばついてって。 飽き性の俺は、すぐ辞めたくなったけど優時が一緒なら頑張れた。級が上がると、優時は自分のことのように喜んでくれたし、それも俺にはすごく嬉しかった。 週末はよく泊まりあいっこしたし、優時の家は俺の家くらいの居心地の良さで、今でもしょっちゅう入り浸ってる。 俺の思い出に優時は絶対いた。 優時のファンの女子に妬まれるのもしょっちゅうで。 ばーか。俺とお前じゃ次元が違うべ？といつも思ってた。 優時の隣にいれる優越感に浸ってた。 それは、高校生になった今も変わらない。 いや、変わったか？ 俺たちは………