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Ⅳ 運命転換大作戦!!②

……………… ……………… ……………… ドクドクって? 「心臓の血液!そんな事したらブラック~」 ヒュ~~ン 「おいおい、私を殺さないでくれよ」 卒倒した体を抱き止めた。 「心臓の血液を抜いたら、呪いが解ける前に死んでしまうよ」 「でもっ、呪いは」 「もう一つあるだろう。君の大好きなドクドクする場所が」 ……………… ……………… ……………… ドクドク?ドクドク? ……………… ……………… ……………… 俺の大好きなドクドクする場所?? 「まだ分からないかい?」 ずんっ♪ 「そ・れ・は・ね……」 ででんっ 「ここだよー♥」 ダダーン!! 「ヒィヤァァァ~~!!」 「ドクドクしてるのは心臓だけじゃないよ」 「ギャー♠当たってるーっ」 「いっぱいドクドクしてるね! さぁ!私の大事なおたまじゃくしさん放出大作戦・開始だよー♥」 「ええぇぇぇ~ッ」 「私のドクドクする体液を全部放出するよー!!」 ドクドクドクドク 「ムギャアァァァ~~♠♠♠」 「嫌かい?」 「……それはっ」 「私は嫌だよ!時間の逆行が進めば、ボーボーフッサフサの下の毛がなくなってしまうじゃないか!」 「……へ?」 「私の股ぐらから陰毛がなくなるんだよ!」 「はぁ」 「はぁ、じゃないよ!君は」 「あのっ」 「君は、私の股ぐらがツルツルでいいのかい?」 「……よくない、です」 「そうだ、よくない!私の股ぐらは黒い茂みで深く覆われているべきだ。 それだけじゃないよ!逆行が進めば思春期に戻ってしまう」 「はぁ」 「そしたら、どうなる?君のための巨根が小さくなってしまうじゃないか!」 「ちんリウムが『すまちんくんスリム』になるなんて、とんでもない」 「えっと……」 「ゴムの話だよ。君がおちんちんに付けてる愛用品は『光る!すまちんくんスリムSサイズ』だよ!」 「……は?」 「私にSサイズのちんこがぶら下がるだなんて、股ぐらが非常事態宣言だ!」 「はぃい~」 ……………… ……………… ……………… ザアァァァァー 「ちょっと待てー!」 Sサイズって…… 「俺の股間はSサイズーっ」 毎日俺は、非常事態宣言かァァーッ 「君はいいんだよ!使わないから。一生童貞だからね!」 「俺……一生童貞、なの?」 「そうだよ。清らかな童貞を一生貫くんだよ」 ヒュ~~ン 「おっと」 卒倒した体を受け止めた。私は君にショックを与えるような事を言ったかな? 受けの心は繊細だ。 「準備はいいかい?」 「ウヒィイイーン」 差し込んだ指を肉ひだが包んで飲み込む。 一本、二本…… 「簡単に入るね。もしかして……」 「言わないで」 「言うよ」 足りないんだろう? 三本目挿入だ。 「私を愛してくれて、ありがとう」 君は、私と今夜を共にするために自分でほぐして部屋に来てくれたんだね。 「ブラック~、もぅ……もっと」 簡単に弱音を吐く君が愛しい。 「おっきいの欲しいかい」 「おっきぃの!ブラックのデカいやつ!熱くてカチカチ、ドクドクのやつ~!!欲しいのっ、くらさい!!」 「デカマラが君に求められて興奮してるよ!お顔も肉ひだも真っ白にしてあげるよ」 「せぃし~、せぃし~」 「種付けだ。私以外の種を求めてはいけないよ。ミルク、いっぱい飲もうね」 「ハヒィィイ~」 「気持ちいいね!腰もタマも、いっぱい揺れてしまうよ」 「きんたま、すき~」 「後で舐めさせてあげるから、今は集中だよ」 君の中は、あたたかい。 私を…… 家族だと言ってくれて、ありがとう。 (でも、君は気づいているのかな?) 家族の矛盾に…… 「すきすき、ブラックすきー」 「私も、君を愛しているよ……Meine(マイネ) liebe(リーベ) Frau(フラウ)」 なんて? 大切なあなたの声がわからない。 快感と快楽で、あなたの熱くて大きな雄を挿し込まれた雄穴も、意識も真っ白に染まって…… 「私より先にイッてしまって……いけない子だね」 あなたの意地悪な吐息が、甘く甘く耳朶をくすぐった。 「お仕置きだ」 抜かれる事なく激しく繰り返される抽挿に、意識が翻弄される。 繋がっている場所のどこまでが自分で、どこまでがあなたなのかすら分からない。 握りしめた互いの手の熱と、蕾の熱根があなたと俺を繋いでいる。 「アヒィイィイー!!」 愛している。 愛している。 その言葉だけを伝えたいのに。 意地悪なあなたは、そうする事さえ許してくれないんだ。 俺の未来は、あなたに繋がれてしまった。 あなたの楔が、俺の未来のすべて 「私をあげるよ、受け取ってくれるね」 俺は一生、あなたに恋をする。 それが俺の未来だよ。 ブラック、だいすき あなたの熱が、俺の中に浸潤する。 うん…… 私も君が大好きだ。

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