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彼と結ばれて

【っ・・・あぁ・・・】 再び茎にヌラヌラと彼の舌が絡まり付いてきて、今度はねっとりと舐め上げられた。 扱かれる度、体がぴくんぴくんと小刻みに痙攣して、一度は治まったはずの熱の塊が次から次に生まれ、下半身へと集まっていった。 身体が火傷するくらい熱い。 【ーーん、っ・・・】 その時、割れ目に何かがぐにゅりと挿ってきた。 長くて細いものーーそれが彼の指である事にすぐに気が付き、全身が朱色に染まった。 【は・・・ァ・・・】 ピチャピチャと音を立てて屹立した陰茎を舐められ、割れ目をゆっくりと中を掻き回すように弄られ、あまりの気持ちよさに身悶えてはのたうった。ちょっ、ぐちょっ、じゅぶっ、じゅぶっと、艶かしい濡れた音に最後まで守り抜こうとした理性も羞恥心さえも剥ぎ取られる。 「すごい、指に吸い付いてくる。気持ちいいだろ⁉」 【分かんない‼】 ぶんぶんと首を振った。 「そっかぁ・・・じゃあ、ここはどうだ?」 卯月さんの指が増え、肉襞を掻き分けながら、更に奥へと進んでいく。 【うづき、さん・・・らめ‼】 プックリと尖りたった肉蕾を、ねちっこくこねくり回され、一際甲高い声を上げ、背中をしならせた。 どくんどくんと全身の震えが止まらない。 気の遠くなるような快感の波に飲み込まれた。 目もちかちか点滅して、最初、何が起こったのか分からなかった。 波が引くように冷静さをゆっくり取り戻したとき、彼の口の中に精液を吐き出したことに気が付き、顔から火が出るくらい恥ずかしくなった。

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