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番外編 守り守られ生きていく

「未知、大丈夫か?」 少し気を失っていたみたい。 ふと我に返ると、体をころんと仰向けしてもらい、指と指を絡め合い、甘い口付けを交わしていた。 心配そうに顔を覗き込んでくる彼に、ぎこちないけれど、笑顔で返した。 「そろそろ挿れてもいいか?」 彼は互いの顔を見れるこの体位が一番好きみたい。 両足を掬い上げられ、秘所を余す事なく、晒され、羞恥心で全身が朱色に染まる。 「何度も体を繋げてるのに、まだ、恥ずかしいの⁉」 【だって・・・】 まともに目を合わせられなくて、顔を反らした。 「ママになっても、恥ずかしがりやでうぶな未知。可愛いよ」 耳元で蕩けるくらい甘く囁かれて。 奥の蕾に、熱くたぎる硬起した彼の切っ先があてがわれ、腰をゆっくりと進めると、ズブズブと、割れ目に埋め込まれていった。 【っあーーっ、んっ‼】 お腹を競り上がってくる圧迫感に、大きく背がしなる。 「すごいな。きゅうきゅう締め付けてくる」 彼のカタチを体が覚えてて、離さないとばかりに、肉襞が彼の雄に絡み付く。 「気持ちよ過ぎて、頭の中がおかしくなりそうだ」 久しぶりだからと、ゆっくりと慎重に抜き挿しが始まるもの、すぐにずんずんと、体奥まで犯すような力強い律動に変わっていった。 【はる、さん・・・っあ・・・はげし・・・っあん‼】 身悶えながら、彼の首にしがみついた。

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