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いちたのインタビュー③つづき
「飯美味しかったか?」
「うん!ままたんがね、いちたがだいすきな、オムレツをつくってくれたんだ」
「そうか、それは良かったな。橘は家事も子育ても手を抜かない、良妻賢母だからな」
「それを言うなら恐妻賢母だろう」
「そうともいうな」
りょうさいけんぼ?
きょうさいけんぼ?
いちたにはむずかしくて、ぜんぜんわからない。
ぼくやハルちゃん、それにたいくんとここちゃんは、ままたんとぱぱたんがだいすきだ。
ぱぱたんのおなまえは、ゆずはらさん。
ままたんのだんなさま。
ままたんに、いっつもかまってをれんこし、そのたんび、めっ、されている。
むかし、むかし、すごうでのころしやだったってるいちゃんがいってたけど、ほんとうなのかな?
「ねぎしさんはけっこんしないの?」
「イケイケだった若いころに一回だけ」
「じゃあ、あかちゃんは?」
「すくすく成長して今年32になる。たいくんとここちゃんとさほど変わらない年の孫がいる」
「ねぎしさんって、おじいちゃんだったの?」
「そんなに驚かないでくれ」
いがいやいがい。
びっくりした。
「写真みるか」
そういってスマホをみせてくれた。
あれれ?
そこには、すけすけのピンクのふくをきた、せんりおねえちゃんがなぜかいた。
「せんりおねえちゃんって、ねぎしさんの?」
「え?あ"~~!!」
ねぎしさんのひめいがあがった。
「お前も千里の隠れファンだったのか?」
「う"」
いざわさんに、ズバリといわれて、ねぎしさんおへんじができなかった。
そのあとね、ちゃんとみせてもらった。
「父親に似ず、別嬪さんで良かったな」
いざわさんにからかわれて、おかおをまっかにしていた。
ねぎしさん、いざわさん、いそがしいのにありがとう。
よ~~し!
つぎいくぞ!
つぎはだれにしようかな?
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