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番外編恋の吊り橋作戦

「罰として服を脱げ、裸おどりでもしろってですか?」 「なんでそうなる」 「だって仕事せずサボっていたから。あ、でもサボっていた訳じゃないですよ。言い訳にしかならないですけど」 「話しの内容は聞こえていたから誰と何を喋っていたかだいだい分かる」 「嘘、マジっすか。結構離れてますよ」 「俺を誰だと思ってんだ」 ニヤリと笑う覃さん。 「いいかミツオ。携帯を弓削に貸す。膝を俺に貸す。庭掃除よりはましだろう」 「俺じゃなくて譲治は?」 「チクチク、ビリビリするからヤダって泣かれた。泣かせてばかりいたら嫌われるだろ?」 「チクチク、ビリビリって……あぁ~なるほど。覃さん髪をもうちょい伸ばしたらどうですか?あと五分とか時間を決めたらいいんですよ。たかが五分でも譲治にとってはとてつも長く感じるんですから」 「なんか腹立つのは気のせいか?」 なんで俺よりお前のほうがマイハニ―を知っているんだ。と言いたげに不満そうな顔をする覃さん。 「覃さんって意外と子どもっぽいところがありますよね。譲治もそこに惚れたんじゃないですか」 携帯を弓削さんに渡すと、足を崩して座った。 「来ないですか?」 ぽんぽんと膝を軽く叩くと、 「行く」 覃さんが嬉しそうにミツオさんの膝の上にごろんと横になった。 「覃、ミツオは怪我をしている。くれぐれも無茶をさせるなよ」 「おぅ、任せておけ」 覃さんが右手をあげた。

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