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第3話

ツンツン 誰かにほっぺをつつかれてる 「んぁ?」 ツンツン 「っち、なんだよ!」 俺はその手を退けようとしたはずなのだが、何故かそれは上手くいかず 代わりに、ガキンッという音ともに右手首に痛みが走った 「あーっ!起きたんだ、おはよぉー 目を閉じてても思ったけど、目を開けても弄め甲斐のありそうな、可愛い顔…」 目を開けると、近くに整った顔の男がいて、俺は何故か手足を拘束されていた 「なんだよ、これ!てめぇがやったのか?」 「口の悪いこと… 居酒屋のトイレで吐いてた貴方を誰が助けたと思って? でも、いいわぁ、楽しく躾ができそう」 そういえば、そうだったような 微かに残るアルコールの匂いと頭痛。 …シツケって何だろう、あー、頭まわんねぇ 「ごめんねぇ、拘束しちゃって 貴方があんまりにも好みだったから、つい…」 すると急に顔が近づいてきた っえ? 「んちゅ」 唇を柔らかな感触が包んだ それは一回では終わらず 何度も繰り返された 角度を変え、次第に舌まで入ってくる それは、俺にとって初めてのでき事だった その瞬間、俺の意識はぼんやりしてきて… 「ふぁっ、っあ はぁ、はぁ」 「ふふふ、初めてだったかな? とろけそうな顔… 何もかも私の好み、うん、逸材! ねえ、貴方お名前は、ハルトくんだったよね?ハル君て呼ぶね」 「っなんで、おれの…」 「さっき居酒屋で言ってたじゃない? ハル君♡」 はぁっ(*´∀`*) かわいすぎ、呂律が回ってないのか 子供みたいになってる 「ねえ、お兄さん、おれ、目いたい コンタクトはずしたい…」 「んじゃあ、手外す代わりにコレ付けようかな♪」 そう言って取り出したのは、彼の白い肌に映えそうな赤い革の首輪。 有無を言わせずに晴人に付け、手枷を外した 「これでいいかな?」 「うん…あと、おれのカバンからメガネ」 「りょうかーい!」 「はい、眼鏡ね コンタクトはここに入れておこうか」 と近くにあったケースに入れさせた 「ハル君は眼鏡も似合うね、かわいい」 「おれ男だよ?かわいくない… ん? お兄さん、このおへや、あつくない? おれだけかな?」 「やっと効いてきたね、じゃあ、そろそろ始めようかな」

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