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Black Onyx

漆黒の石 ブラックオニキス あらゆる色を呑み込むオニキスの漆黒色は、天然の黒色とは異なり人工処理(トリートメント)されたものである 「クソ、これでもない…」 オニキスは蒸着序盤から崩壊したシルバーのスキンを床に叩き付けた。もう一体いくつのスキンを破裂させたのか数え切れなかった。 「…何がマキシマムサイズだ!」 黒いパッケージの箱を苛立ちのままに片手で握り潰し、オニキスは股間の変態ファルスを変態スーツに仕舞い込んだ。 スキンを使用し飽和状態のエネルギーを発散できなかった変態ファルスは起動したままで、変態スーツを破らんばかりに膨らませている。 くっきりと怒張している変態ファルスを宥めるようにスーツ越しに撫で下ろしたが、人工的に移植された変態ファルスはオニキスの意思などお構い無しに暴れ始める。 「くっ、またか…」 オニキスの背筋にビリビリと前兆の波が駆け巡る。スーツに押し込めたというのに変態ファルスは更に急激に膨張し、オニキスの体に激痛を生じさせる。 「うぁああ!!!!」 痛みに耐えきれず変態ファルスを開放すると、周囲の塵を巻き上げる勢いで凄まじい回転を始める。ブルンブルンと勢い付いて変態エネルギーを一気に集中させると、狂わんばかりの快感と共にオニキスシャワーが発射された。 「はぁ…はぁ……」 あまりの絶頂にガクガクと膝が踊ってオニキスはその場にへたり込んだ。闇の組織によって改造された体は膨大な快感と戦闘力を常に生み出す代わりに、オニキス自身をこうして耐えず激しく消耗させるのだ。 「早く、早くこの変態発作を抑えるスキンを見つけなければ…」 オニキスは今日も自らの変態ファルスの暴走を抑える為、ジャストフィット蒸着出来る真のマキシマムサイズスキンを探し彷徨っている。 Black Onyx END

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