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9《好きキライ》
「ふっ、まーそうだよな」
目の前にあるツンとした綺麗な顔を見て…
ヨシは不意に笑う。
「んだよ?」
「ていうか、言葉でウダウダ言うのは性にあわねぇしなお互い、好きか嫌いか愛してるか愛してないか…寝りゃだいたい分かるだろ?」
「ん、まあ…」
「つーわけで、」
そう言いながらヨシはアキラを軽々抱き上げて、寝室へ連れていく。
「わ、ちょ、待てって今から?」
さすがに慌てるアキラだが…
ベッドへ、アキラをおろして押し倒すように覆いかぶさりながらアキラの瞳を覗き見て聞くヨシ…
「何か問題が?」
サラサラの黒髪短髪が目にかかり、一度かきあげながら首をかしげるイケメン男。
「いや…ねぇけど…」
不覚にもその仕草にドキリとしてしまう。
その言葉を聞いて、アキラの唇へ軽くキスする。
そして上着を脱いで…
「俺がどういう気持ちでお前と付き合ったのか…その身体で感じろよ」
そう言葉をのせて、男前の顔は微笑む。
「それ、どういう…んっ」
アキラの言葉を待たずに、ヨシはアキラへ口づけていく…
すぐ舌の絡む熱いキスへ…
「っん、ふッ…ンン」
情熱的なキスをしながら…同時に服のボタンを外して左手でアキラの胸元を攻めていく…
アキラは上る息を抑えながら、ヨシの背や肩に手を回し、素肌や黒髪に触れていく。
「っ…ぁッ、んン」
キスの上手いヨシ…
唇を吸い、甘噛みし舌を絡め、小刻みに動かし…
キスだけでも十分アキラの感覚を刺激して…身体が火照る。
にわかに勃ち上がったアキラの前にも指を絡めていくヨシ…
「ふ、お前もやる気満々じゃねーか」
キスだけでも反応過敏なアキラに…
唇を外して、笑いながら言うヨシ。
「うるせ、ァッ…ハァ、んッ」
アキラの反応を見ながら前を擦り、舌で膨らんだ胸の突起を転がす。
徐々に服を剥いでいき…
「エロいカラダ…」
色白の肌がほんのりあからんで…刺激に敏感に反応するそのカラダ。
耳元で低く囁き…滲み出る先走りを拭い擦り付け、ローションを手に馴染ませてさらに激しく擦りあげる。
「な…んッ…ァあッ」
びくっと震えるアキラの身体へ、首すじへ舌を這わせ…
もう一度、深く口付ける…
「っんン、ふッ」
「もうイきそう?」
ヨシはそう囁いたかと思うと、擦っていたアキラの前を根元からぎゅっと握って抑制する…
「ッ、ハァ…ぁッ…やッ、ッ」
同時に後ろを弄りはじめ…
「まだまだ…手でイくなんかもったいねーだろ…」
ぬるぬるの人差し指をずぷっと挿入し、的確に胎内を刺激して、後ろを解かしていく…
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