「や…はっ、はぁっ…！や…、だ、やめ…、あっ、あっ…！」 歯を食いしばって、動かずにジッと睨みつけてくる良次に懇願する。 まだイッているのか、それとも新しい快楽の波が押し寄せてきたのか分からずに、嫌だと必死に訴える。 これ以上気持ちいいのが続いたら死んでしまう。 頭がおかしくなってしまう。 「いや…だぁ、あ…、もう…、りょ…、あああ、あっ…！」 「くっ…」 もう、気持ちいいのをやめて欲しい。 それか、一旦休みたい。 必死に、助けを乞う。 1ミリも動いていない良次に。 勝手に蠢いて、何度も締め付けているのは自分なのに。 「あっ、ああ…、良…次ぃ！りょ…じ…！」 「は、はっ…、っ、…………クッソ…！」 良次の性器を食む度に、中の良次を感じて、熱くて、気持ちよすぎて、気が狂いそうだった。 訳の分からない事を半狂乱で訴える俺に、良次は葛藤した後、一度俺の中からガチガチに固いモノを引き抜いた。 「……っ、はぁ、はぁ…！」 「かっ…は、はっ、ひゅ…………、…ゲホッ、ゲホッ！」 瞬間、空気を一気に吸い込んだ俺は、酸素と一緒に唾液も吸い込んで、激しく咳き込む。 「…っ、…よしよし、大丈夫…か？」 「………ゴホッ、…ゲホッ…、だ、大丈夫………っ」 噎せ込む俺の背中を良次がさする。 「はぁ、はぁ…、俺の方が、頭の血管切れて死にそうだわ…」 汗だくの良次が、股間のかなり元気そうな勃起とは真逆にしんどそうに項垂れる。 「…はっ、はぁ…、ご、ごめ…ん…」 「…落ち着いたら、…言って、結構、マジで限界…」 可哀想な位、憔悴した声が返ってきた。