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あれから
あれからぼくは3人が暇な時に犯されていた。
「ねぇ、なんで?」
「決まってんじゃん。俺がシたいから」
わかっていた。
だって、中学の時もただの性欲の処理にされていたから。
「変なこと考えないでいいから腰振れよ。ほら」
「あぁっそこダメっ」
最近は3人がイくとぼくはイかせてもらえない。
その代わりオナニーを強要させられる。
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まさか。
誰かに見られているとは思いもしなかった。
「三上ー最近お前顔色悪いぞ?」
「大丈夫だよ?」
「そうは言っても。今日も顔色悪いし」
ぼくは思わずクラスメイトの手を振り払ってしまった。
「え?」
「あっ!ご、ごめんなさいっ」
「すまん。いきなり触ろうとして」
けれど。
彼はそう言っていた。
あの3人に襲われてから。
ぼくは
異常に
人の手が怖いんだ。
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