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物語本編 04
◯回想つづき
三田さんと暮らすのは楽しくて、誰かに自慢したいくらいだけれど、誰にも言えなかった。
東京ではこういうのもオープンなのかもしれないけれど、僕の郷里では絶対受け入れてもらえない関係だろう。
・三田と端山、ソファでくつろぐイメージ
服飾関係の人って、ずっと同じ服を着ていると『仕事していない奴』に見られるとかで、三田さんのお古はみんな僕のところに回って来た。学生の僕には有難い話だ。
・カジュアルウエアに囲まれる端山
三田さんはフットワークが軽い。良いと感じたものには貪欲だ。ちょっと飽きっぽいのか、通販で買った腹筋を鍛えるベルトはすぐに僕に回ってきた。
・自分も飽きたと捨てられる日が来るのだろうか、とネガティブに考える端山。ふるふるかぶりを振って悪い想像を振り払い、腹筋ベルトが気に入って毎日愛用している姿を三田に見せたくて毎日アピール。
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