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物語本編 20
三田「早く地元に馴染めるように、イベントには毎回参加してるんだ。
うちのジャムをミルクやソーダで割って出す飲み物の屋台なんだけど。
吉田さんが出るならミルクは遠慮して、うちは明日はシロップを炭酸で割ったイタリアンソーダだけでいこうか。
早速だけど明日からお前も店の一員だから。朝5時起きでよろしく!
さあ!今のうちに、このユニフォームにアイロンかけて! 俺のもね」
荷解きもまだなのに端山をこき使う三田。
三田「アイロンは離れに。行けば分かる! はい、大至急!」
パンパンと手をたたいて追い立てる三田。
音に弾かれたように動き出す端山。
離れにあたふたと向かう後姿を見つめる吉田と三田。
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