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物語本編 21
吉田「あんたさ、話と違って人使い荒いじゃない。てっきり甘やかしてやるのかと思ってたのに」
(いつもなら自分でやってること押し付けちゃって)
離れでアイロンのコードを持ってウロウロする端山を見ながら
三田「勝手を言うのもあいつの為なんです。
……男同士って、ケーキも花も指輪も効き目ないから、一筋縄ではいかなくて。」
やれやれ、と肩をすくめる三田
三田「背伸びしたがるし、自尊心が高いでしょう? プレゼントだって素直に受け付けない。
飽きたとか貰ったとかサンプル品だとか、理由付けしないと、俺の贈りたいものは受け取ってもらえない……。」
・回想「こんな高価なもの戴けません!」と拒否する数年前の端山
・回想「記念日でもないのに……なにか後ろめたいことでも?」と怪しむ端山
・回想「俺、三田さんに飼われてるの? 物で機嫌とるとか違うだろ?」怒る端山。
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