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梅干しのヤキモチ
外された避妊具の先溜まりには壮史の精液がたぷんとするほど吐き出されていて、和希はそれに手を伸ばした。
代わりに縛って捨ててくれるのかと壮史は避妊具を和希に渡す。
和希はうつろな目のまま避妊具を逆さまにすると、自分の手のひらに壮史の精液を出し舐めた。
壮史は思わず手のひらで口を覆った。
信じられないほど、いやらしく、しかも興奮する事態をあの和希が引き起こしている…
和希は陶酔しているかのような表情で出した精液を手のひらを傾け腕に垂らす。
和希の口の中から赤い舌が出され、精液を下から上に舐め取られるのを、壮史は口を押さえたまま荒い息で見つめていた。
急に腕を掴まれ、和希の目に色が戻る。
「自分が何してるかわかってる…?」
「…え?」
目の前には行為の最中のように、目をギラギラさせ和希を欲する壮史がいた。
壮史、イッたよな…
そうだ、これは壮史の精液で…
「えっ、あっ!」
みるみるうちに和希が全身を真っ赤に染める。
慌てて動く和希の手のひらや腕に舐めきれなかった精液が垂れ、
拭けばいいものを、和希はまた舌を出し、猫が水を舐めるようにペロペロと垂れた精液を赤い顔で舐めた。
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