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誕生日のユウウツ
ぎゅうとカリ首を締め付けられ壮史も果てそうになったが、唇を噛み堪える。
ひくひくと身体を震わせながらも少し力の抜けた和希の中に自分のソレを少しずつ挿れていった。
根本まで埋め込むと、壮史は和希の腕を引き下からぎゅうと強く抱きしめる。
和希の中はずっと痙攣していた。
「和希?
イッてんの?これ…」
壮史の胸の上で和希は小さく頷いた。
顔を上げた和希は壮史にキスをし、壮史の耳元に唇を寄せた。
「壮………壮史、………………好き」
和希の中にいる壮史が質量をぐんと増した。
「やっ、あ、なに…」
「だから煽るなって」
壮史は和希を抱きしめたまま上体を起こし、膝の上に和希を載せる。
いつもより深い場所に壮史が入りこんできて、和希はさっきよりも全身を大きく震わせた。
和希の全身から汗が吹き出る。
下からゆっくりと突き上げられる動きに和希は仰け反りながら声を上げた。
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