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贅沢なスレ違い
ふと降ろした視線の先にまだ隆起したままの壮史の性器があった。
「…収まらないの?」
ふっと笑って、また先走りの溢れてきそうなソレに誘われるように手を伸ばす。
「そりゃあー、裸の和希が側にいたら、な」
壮史も軽く笑い、和希の手がソレに触れる前に和希を抱きしめながら寝転んだ。
和希を自分の身体の上に乗せたまま壮史は和希にキスをする。
舌を下から伸ばし入れると和希の身体がぴくりと揺れる。
キスをしながら壮史は両手で和希の乳首をすりすりと擦る。
ぴくぴくと小さく揺れる身体が、小さく洩れる甘い声がたまらなく愛しく、いたわってやりたいと思うのに、
同じくらいに、挿れてめちゃくちゃに乱れさせたいとも思う。
壮史は身体をずらし下げると和希の乳首に舌を這わせた。
ぷくりと勃ち上がった小さな突起を弾くように舌で転がす。
ぷりぷりと舌に当たる感覚もかわいい。
夢中で吸い付き、あちこちに痕を歯型を残す。
和希の勃ち上がった性器が壮史の腹に当たる。
壮史は和希の下着に手をかけ、降ろしながら和希を呼んだ。
「和希…」
和希を上に乗せたまま和希の片脚から下着を抜く。
「俺も舐めたい。このまま口に入れて…」
え、と和希が一瞬のうちに全身を真っ赤にする。
やだ、と首を振る和希の腰をぐいと顔の方に引っ張る。
「…和希、ほら」
壮史は軽く口を開け、赤い舌を出し、誘うように唇を舐めて見せる。
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