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贅沢なスレ違い

それ以上何も言わない壮史に軽くキスをしてから和希は壮史の足元に移動した。 下着を降ろし脱がしてしまってから壮史の開いた脚の間に座る。 固く勃ちあがり腹にくっついているソレをまた愛しそうに撫でると根本を持ち上げた。 鈴口からぷくりと先走りが出、見ているうちにたらーと竿を伝い流れる。 先走りを絡め手で扱くと舌を出して根本から先端までを舐めあげた。 それだけで壮史は声を洩らしながら身体を震わせる。 本当に早く達しそうだと感じた和希は口の中に唾液を貯めてからぐぷりと上から飲み込んだ。 いつもより大きい気がする… カリ首に添って舌を滑らせ、鈴口に舌を差し込む。 そうしてから喉の奥まで入れ込むと壮史の手が和希の頭に伸び髪を撫でた。 「ご、めん、出そう」 和希は何も答えず、頭を上下に動かしながら舌を裏筋やカリ首に這わせた。 じゅぶじゅぶと音を立てながら壮史の顔を見上げると切なそうに眉を寄せている。 舌を伸ばし喉の奥まで入れ込むと和希の髪に触れている壮史の手に力が入った。 咥える性器がぶるるっと大きく震えながら和希の口の中に精液を吐き出す。 ぶるっ、ぶるっと震えながら次々に出されるいつもより遥かに多い精液に和希の腰が揺れる。 濃く、多く、いつもより粘りのある精液に和希は身体の奥が疼くのを感じていた。 口から壮史のソレが出ていくと喉を反らしながら精液をごくんごくんと喉を鳴らしながら飲み込んだ。 壮史は寝室を出ると水の入ったペットボトルを持って戻ってくると蓋を開け和希に渡してくれる。 「ごめん、ずっとやってなかったから…」 照れくさそうに頭を掻く壮史に和希はううんと首を振って笑ってみせた。

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