202 / 412

コタツとマスクと甘えん坊

自分の中に入れていた指をゆっくりと抜くと、壮史が持ってきた避妊具の袋を破り、被せるかと思いきや和希がぴたりと動きを止めた。 「和希?」 壮史の手が和希の頬を撫でると和希は目を伏せたまま性器に顔を近づけていく。 和希の唇には避妊具が挟まれていた。 先溜まりの部分を舌で潰すようにしてかぽりと先に被せると、そのまま口をゆっくりと降ろしていく。 毛を巻き込まないように根本まで降ろしてから舌で竿を舐めながらまたゆっくりと口から出した。 膝立ちになると引っ掛かっていたジーンズと下着を脱ぎ、壮史の首に腕を回しながら壮史に跨がる。 頬にキスをすると壮史の顔が動いたのを和希が避けるように顔を反らした。 「キスは?」 「………ゴムの匂いする」 壮史はふっと笑うと和希の顎を捕まえて強引に唇を合わせた。 すぐに舌を入れ上顎を撫でながら和希の臀部に性器を擦り付けた。

ともだちにシェアしよう!